公認会計士はNumber風にベイスターズを語る

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カード一回りを終えて (7月4日 14/120消化)

現在開幕5カード目。カード一回りが終わろうという7月4日終了時点でのセ・リーグ順位表はこちら。

 

1位 巨人 10勝3敗1分け

2位 横浜 8勝6敗

3位 ヤクルト 7勝6敗

4位 広島 5勝6敗1分

5位 中日 6勝8敗

6位 阪神 3勝10敗

 

[総括]

巨人がスタートダッシュに成功。打線は岡本、坂本が牽引。特に岡本がエグい。丸も開幕当初は出遅れたが復調の兆しあり。心配されたリリーフ陣も意外と悪くなく、枚数は少ないものの中川とデラロサが安定しており勝ちパターンは固まりつつある(澤村の使い方。。)。先発は菅野完全復活に加えて2年目の戸郷、田口、桜井と若手が奮闘しており理想的なチーム状態に見える。

 

次いで横浜。筒香が抜けて心配された打線が好調。梶谷ソトオースティン佐野ロペス宮崎の打線は脅威でリーグトップの打率。先発陣は怪我に見舞われたものの、代役が踏ん張り崩壊した試合は少ない。リリーフが打ち込まれる場面も散見されるがストッパー山﨑に安定感が戻り接戦をものにしながら2位キープ。

 

3位は予想に反してヤクルト。下馬評通り投手陣は打ち込まれているが、それ以上に打線が打ちまくっている。特に20歳の村上が脅威的に打っており打線を牽引。西浦や山﨑などの伏兵も好調でバレンティン不在の影響を感じさせない。遊撃手に入るエスコバーも良い刺激になっている。例年通りの殴り合い戦法がここまで功を奏して健闘。

 

広島が4位。鈴木誠也が例年にも増して大暴れ。田中、西川、堂林、ピレラと好調だが若干の破壊力不足感が否めない。先発も大瀬良、九里、森下と揃うがジョンソンと床田がイマイチのため枚数不足感あり。なんといっても不調の要因はリリーフ陣。特に新ストッパーのスコットが誤算。ストッパーをいかに固定できるかが浮上の鍵か。

 

中日は5位。年々野手のレベルは上がってるがここ一番での判断や勝負弱さにかけ点数に結びつかないのは去年と大差無し。ビシエド、京田、高橋周平が好調だったのに平田が打てなかったのが痛かったように思う。投手陣も先発、リリーフ共に駒不足感が否めず、浮上のきっかけを掴み損ねている印象。

 

阪神が最下位。打てないに尽きる。福留が打てなくなったときが心配されていたがまさにその時がきたという感じ。先発も西と青柳が健闘するが、他の先発は不安定。中継ぎも能見をはじめ打ち込まれ、抑えの藤川も打たれるという始末。ベテランが引っ張ってきたチームだけに世代交代かベテランの奮起を再度期待するか、矢野監督の動きに注目。

 

 

 

以上総括。以下はベイスターズのことのみ。

 

野手総括

個人的MVPは成績で言うなら間違いなく宮崎、だけど打って当たり前感があるのでここは敢えて佐野。代打の切り札ポジションから4番かつ主将に指名されて心配されたが、自分を失わず開幕からホームランではなくヒットを量産。筒香の後を受けてホームランバッターではなく繋ぐ4番として出来ることをやっているのがこの破壊力抜群の打線の良い潤滑油になっている。ホームラン0本ながら打率.339打点8は十分機能してるといえる。

 

梶谷が1番として機能しているのも大きい。三振数が減り、出塁率が高いという理想的な1番バッターとして機能。これで盗塁成功率が上がるとかなりの脅威。調子キープしてくれええ。

 

ソトオースティンも攻められ方に苦労する面はあるけど、特に心配はいらなそうな雰囲気。オースティンはアグレッシブなプレイが多いので見ていて楽しい。ロペスも心配されてるけどそのうち打ち出すでしょう。老け込んだと見せかけてすぐ打ち出す男なので。

 

佐野がレギュラーになったおかげで代打陣が手薄に。楠本を積極的に使ってるけど、一皮剥けるといいなあ。これから代打枠の重要性に悩まされそう。

 

 

投手総括

ローテーションが1周で崩壊する事態に見舞われるも、よくやっている方かと。今永平良濵口が良いので上茶谷と坂本が戻ってくるまでは若手で凌ぐしかないのかな。こういう時にチャンス掴む若手がいると楽しいけど今日の中川チャレンジは撃沈。リリーフ陣の整備が急務だけど人の入れ替わりというよりかは投げてる人たちの調子が上がることに期待するしかない状況。パットンは今年かなり期待できそう。ヤスアキも心配されてるほどには心配いらないと思う。てか三上どこいった。

 

 

[最後に]

まだカード一回り終わったところなので、どのチームも手探り感がある印象。今年はCSないのでこのまま巨人が突っ走る感じだと久しぶりの包囲網が見れるのか。この勝率でこのまま進むことは無いから、落ちてきたときにどこが巨人を捲れるか、というシーズンになりそうなカード1巡目でした。